二十四節気「小雪」の初候は、本来であれば「虹蔵不見(にじ、かくれてみえず)」で、
意味は、昼の時間がいっそう短くなって、虹が見えなくなる頃という意味ですが「女川七十二候」では「鈍子汁入(どんこ、しるにいる)」です。
「どんこ」という魚は、三陸女川では、冬の風物詩ともいえる魚です。
顔はブサイクなのですが、肝が美味しく、冬は「どんこ汁」にして、まるごといただきま
す。ぷりぷりとした白身の魚です。「鈍子汁入」というのはこの時期、どんこがどんこ汁に入れられることからついた名前です(笑)
「どんこ」は正式名称は「エゾイソアイナメ」または「チゴダラ」と呼ばれる魚ですが、
三陸では「どんこ」としか呼びません。enfant chateau gonflable
西日本でいう「どんこ」は、淡水の魚で、ちがう魚です。
どんこ汁、近日、レシピと合わせて「女川さかな手帖」のブログでも紹介したいと思います。
ぜひ、ご覧ください。