女川では、年明け前のブリ(ワカシサイズ)に取って替わるように
「スケソウダラ」の漁獲が、真鱈ととも増加してきました。
「スケソウダラ」は、本来「スケトウダラ」が一般的な呼称である
女川港では「助宗」すなわち「スケソウダラ」と呼んでいます。
女川には、定置網の魚が揚がってきますが、そのほとんどが今は「
大きい魚やたくさん獲れた魚は、水揚げされたあと「スカイタンク
↑水揚げ時はマダラとスケソウが混じっています。
↑左側の青いのが「スカイタンク」です。
旬は真鱈と同じ冬。真鱈に比べて小さく細いですが、干物にすると
魚屋岡清では、スケソウダラも干していますよ。
また、熱を通しても固く締まらないので、煮たり、汁にいれたりす
獲れたてのものを塩コショウでソテーしたが、崩れやすいホロホロ
また「たらこ」や「明太子」として加工されるのは助宗の卵巣です
マダラほどではないですが、白子も美味しく、捨てるところがあり
まさに「助宗鱈盛(すけそうだらさかりとなる)」。
女川七十二候は、これにきまりです。
今日大寒の次候、本来は「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」です。
沢に氷が厚く張りつめる時期なのだそうです。
それにしても、ここ最近の気温の高さにはびっくりしてしまいます。
年々海水温の上昇が、漁業にも影響を及ぼしています。
寒いときはしっかり寒く、あってほしい気もしますね。(^-^)