BBQなど様々な場面で楽しめるホタテ。
たまに、「オレンジ色の何か」がくっついているのを見たことはありませんか?
ホタテの横にある三日月型をしたオレンジ色の部位、あれは一体何なのでしょう?
食べられる部位なのか、仮に食べても健康被害はないのか……。
気になることがたくさん出てきますよね。
そんな「ホタテのオレンジ色の部分」について、きっちり解説いたします!
公式オンラインショップ『女川さかな手帖』では、新鮮なホタテ貝柱の販売を行っております!
全国に最高の「鮮度」をお届けするべく追求した技術を基に、ご家庭に美味しいホタテをお送りいたしますよ!
ホタテのオレンジ色の部位の正体は?
ホタテについている形をしたオレンジ色の部位、あれの正体はホタテの生殖巣なんです。
厳密に言うと、雌の卵巣にあたる部分で、別名「肝」とも呼びます。
雌がオレンジ色の卵巣を持つのに対し、雄はクリーム色の精巣を持っています(上記画像の右列にいるのが雄・精巣)。
卵、白子と呼ぶのが一般的で馴染み深いですね。
ホタテに性別なんてあったのか!と意外に思われるかもしれません。
ホタテは雄と雌とで明確な区別がある雌雄異体(しゆういたい)という特性を持つ貝類。
ちなみに、雄と雌両方の生殖器官を持つ雌雄同体(しゆうどうたい)の貝類も存在します。
稀にですが、雌雄同体の特性を持つホタテが生まれることもあります。その個体は生殖器官が白とオレンジの混じった色合いになるんだとか。
ホタテの不思議な生態はまだありますよ。
ホタテは、人生のうち一度だけ性転換する貝でもあるんです。
生まれてから1年間、ホタテは雄として過ごします。
2年目以降になると、全体のおよそ半数ほどが雌へと性転換し、生殖していくんです。
改めて見るとすごく不思議な生き物ですね。
オレンジの部位は食べても平気?
ホタテの生殖巣は、食べてしまった場合健康に害を及ぼすことがあるのでしょうか。
結論から言うと、ホタテの生殖巣を食べても病気になったり具合が悪くなることはありません。
ホタテは貝毒の危険性がある食材ではありますが、毒素が蓄積されるのは中腸腺(ウロ)と呼ばれる黒い部位だけ。
毒素を溜め込んだウロは腹痛や下痢、身体麻痺などの中毒症状を引き起こす可能性があるとはいえ、市場に出回っているホタテは貝毒になる心配がないと判断されたものである証拠です。日常生活においてホタテ(ウロ)を食べて毒に当たることはほぼ無いと言えるでしょう。
もちろん、他の食材と同じく誤った保存方法で鮮度が落ちたものはリスクがあり危険です。
つまり、きちんと保管をし、衛生面に気を遣って扱えば全く心配する必要はないということなんですよ!
実は生でも食べられる
健康被害の心配がないホタテの生殖巣ですが、生で食べることも可能です。
ただし、生食が可能なのは採れたてで新鮮なものに限られます。
例えばホタテの漁場から程近く、採ったばかりのホタテを提供できるような飲食店であれば、安心して食べることができますね。
収穫や購入からしばらく経ってしまった生殖巣を調理する場合は、焼く、煮るなどして必ず火を通しましょう。
また、生食用として販売されているホタテであってもあまり過信せず、生殖巣は加熱調理を施すのが安全です。
市場や鮮魚コーナーで購入する際は、生で食べても良いのか店員さんに伺ってみると良いですね。
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ホタテの生殖巣がオレンジ色になっている理由
ホタテの卵巣がオレンジ色を帯びているのには理由があります。
その理由は、主に柿やえび、魚卵などに含まれている色素成分「カロテノイド」。
カロテノイドには活性酸素の発生を抑制する働きがあり、これにより動脈硬化の予防、老化やがんに対しても効果があると考えられています。
ちなみに、オレンジ色の貝柱をご覧になったことはありますか?
稀に貝柱がオレンジ色の個体が採れることがあるのですが、こちらもカノテロイドの蓄積が原因となり起こる現象です。
食べる分には全く問題ありませんから、もし見かける機会があれば珍しい貝柱を味わってみてくださいね。
生殖巣の美味しい調理方法とは?
さて、ホタテについている生殖巣は食べられるということが分かりました。
そこで知りたくなるのは、ズバリ美味しい調理方法はあるのか?ということですよね。
先述しました通り、生殖巣は生で食べることもできますし、焼いて食べても美味しい部位です。
ですが実は、生殖巣の最もおすすめな調理方法があるんです!
煮物にして食べるのが一番美味しい!
生殖巣は煮物にして食べるのがとても美味しいと言われている食材なんです。
醤油で甘辛く煮付けてしまえば卵のクセを帳消しにしてくれますので、初めて食べる方でも挑戦しやすくなるメリットもあります。
煮物にすればある程度保存が効くようになるのもおすすめな理由のひとつ。
保存が難しいホタテの処理に困ったら、まとめてお鍋で煮てしまっても良いかもしれませんよ!
おすすめの時期は冬!
ホタテの生殖巣が発達するのは産卵の時期に備え、準備を整える期間である冬。
具体的には12月〜3月頃だと言われています。
この時期はホタテの旬の一つにも数えられているほどホタテが味わい深くなる季節なんです。
一方、夏は生殖巣が最も小さくなる季節。その代わり、貝柱が最も大きく発達します。
ホタテの生殖巣を楽しみたい場合は、断然冬場のホタテがオススメですよ!
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いかがでしたか?
ホタテの生殖巣に関する疑問を少しでも晴らすことができたなら幸いです!
現在、スーパーで購入できるホタテはどうしても鮮度が落ちてしまうのが現実。
せっかくなら新鮮で美味しいホタテを味わいたい!
そんな方におすすめなのが私たち『鮮冷』で取り扱っている『三陸産ホタテ』です!
私たちは、全国に美味しくて安全なホタテをお届けしています!
三陸の海で育ったホタテは魅力と旨味たっぷり!
リアス式海岸が広がる三陸の海は、森から流れ込む良質なミネラルによって栄養豊富なプランクトンが多く生息しています。プランクトンを主食とするホタテにとって、三陸の海は絶好の養殖場なのです。
そんな海で育ったホタテは、とにかく肉厚で大きいのが特徴!
貝柱も大きく、濃厚な甘さが際立ちます。
女川は宮城でも随一のホタテ養殖スポット。
宮城の海でのびのびと成長した贅沢ホタテはぜひ味わっていただきたい一品です!
新鮮なホタテをお届け!美味しさへのこだわり
鮮冷はなにより「鮮度」を大切にしています。
水揚げした魚たちは船底で氷水に浸け、港へと運びます。その後、5分以内に工場へと運ばれます。
工場に到着後は、とにかく魚の温度を上げないよう丁寧に選別、下処理していきます。
温度が上がることは鮮度の低下に繋がるためです。
鮮冷では、世界で初めてCAS技術(細胞破壊を抑える先進の冷凍技術)とトンネルフリーザー(食品加工で多く用いられる冷凍作業が可能な機械のこと)の組み合わせを実現させました。
これにより、従来の凍結加工で発生していたドリップ(冷凍した食材の細胞内にある氷が溶け出てくること、これにより旨みが落ちる)を防ぎ、水揚げされたままの鮮度と旨みを長期間保つことが可能に。
以上の工程を踏まえることで、皆さまのご家庭に美味しく新鮮な食材をお届けすることが可能になったのです!
・CAS冷凍加工とは?
CAS(Cells Alive System)凍結加工について
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【参考サイト一覧】
厚生労働省公式サイト(2023年11月16日閲覧)
青森県ほたて振興協会公式サイト(2023年11月16日閲覧)
青森県ほたて振興協会「ほたて解剖図 | 青森県ほたて流通振興協会
北海道立総合研究機構(2023年11月16日閲覧)
北海道立総合研究機構(2023年11月16日閲覧)