こんにちは!
女川の魚屋おかせいで、殻付きのほやが売られていました。
ずいぶん早いなあと思って、今シーズンのものかと聞いてみたら、そうだよとの返事。
ほやの収獲がもう始まっているんですね。
確かに、最近は、この時期でもほやが並んでいるのを見るようになった気がします。
ただ、実はこの時期のほやは、12月に産卵を終えたばかりで、まだ身を食べるには十分にその厚さが戻ってません。
よく藤の花が咲いたらほやの収穫の時期の始まり、などと言われますが、再び栄養をとって身が厚くなって本格的に収穫が開始されるのは、3月の中旬くらいからで、収穫は8月末まで続くのですが、やはり、美味しさでいうと2月の早い時期のものと7月の身が分厚いものとでは質が違います。
一般的には気温が高くなってくる初夏から夏の時期のホヤを好んで食べる人が多く、「梅雨ぼや」などと呼ばれ、旬もこの時期です。
一方で、まだ身が薄く水っぽい今の時期のほやが好きだという人もいて、早めに収獲する漁師さんもいるということなんですね。
ほやとともに育ってきたこの地域の人にはそれぞれ好みがあるのかもしれないですね。
殻についたままのほやは一見新鮮に見えますが、独特の匂いを発する原因でもあります。
ほやの味を純粋に味わうには、収獲してすぐ殻をとってきれいに洗って冷凍したものが一番です。
鮮冷は、CAS凍結という素材の味わいを損なうことのない凍結技術で、一年中ほやを美味しく食べられる技術を確立しています。
ほやが待ち遠しい!という方は、ぜひ「三陸女川刺身ほや」もお試しくださいね(^-^)
三陸女川刺身ほや
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